三豊市三野にある宗吉瓦窯跡は、四国で最も古い飛鳥時代(650年頃に生産を開始した窯跡群です。1991年の発掘調査で出土した複弁八葉蓮華文軒丸瓦が、持統天皇が694年に造営した日本で最初の瓦ぶき宮殿「藤原宮」で使用された瓦と同一と分かり、国史跡に指定されています。
展示館web http://muneyoshi.sun-age.or.jp/?page_id=24
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藤原宮で使われた一番遠くで焼かれた瓦は、この地図の赤い場所から高瀬川の水運を使って奈良まで運ばれたのでしょうか。
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分かりやすく書かれた説明を読むと、ここの重要性を感じました。
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展示館内には、藤原宮の南面大垣の一部を古代の道具と方法で再現した屋根など出土品が展示されています。
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館内裏手にある窯跡群も見学しました。
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実際の遺構上にレプリカで再現した16号窯跡。飛鳥時代にここで瓦を焼いて奈良に運ぶ。今と異なり様々な困難があったことでしょう。
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当時日本最大規模の24期あった窯跡に古代のロマンをかき立てられました。
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