さぬきの中心から日々を語る

香川県内を中心に出かけた先の写真を中心に何気ないことを綴ったブログです。（写真はクリックすると拡大できます）

2012年11月29日06:10

カテゴリ: 京都・大阪・奈良

東福寺

東福寺は臨済宗東福寺派大本山で、本尊は釈迦如来、開基は九条道家、京都五山の第四位の禅寺として栄えた寺ですが、今も25か寺の塔頭を有する大寺院で門の巨大さからもそれが実感できます。

三門の説明です。

訪れた時期は紅葉真っ盛りでないのですが、緑と赤が入り交じった
状態の方が個人的には好きです。

至る所で秋を満喫でき、日々の喧騒を忘れられる空間です。

紅葉の名所で有名な通天橋周辺も綺麗に色づいています。

真っ赤な時期は凄い人出なので、ゆっくり見ることも記念撮影も
ままならないかも知れません。

落葉にも風情を感じることができます

何かを訴えるような色彩です

庭園も楽しめることができ

赤や黄の紅葉に空の青、綺麗な色彩を楽しむことができました

東福寺駅方面への道も多くの人が行きかっていました。

臥雲橋から通天橋を眺めますが、東福寺の真っ赤な紅葉と言えば、
ここから撮影される写真が多いです

東福寺web　http://www.tofukuji.jp/index2.html

2012年11月27日06:00

カテゴリ: 京都・大阪・奈良

同聚院

東福寺駅から東福寺への経路の同寺塔頭の同聚院(どうじゅいん)の前を通ると観光客がくつろいでいて、ふと立ち寄りました。

本尊の不動明王坐像は、1006年(寛弘3)藤原道長が旧法性寺に建立した五大堂の中尊と伝えられている歴史ある仏像です。

この中に木造の本尊が安置されています。

座ってお茶をのんだり一休みできるスペース、京都観光では貴重なのか多くの人が入れ替わり立ち替わり秋の京都を満喫していました。

本堂はそれほど広くはないのですが、厳かな空気です。

日本最大の木造不動明王だそうで、木でこれほど大きな仏像を造った
平安時代の技術に驚かされます。

本堂を出て再度お祈りしましたが、有名寺院の塔頭にも隠れた穴場があるのを再認識しました。

土産に買った京ゆば。美味しかったです

これから東福寺に行く時は、ここで一休みします。

京都観光ﾅﾋﾞweb→　http://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000179

2012年11月22日06:23

カテゴリ: 京都・大阪・奈良

光明院

通天橋で有名な東福寺は多くの観光客が訪れますが、他の有名寺院と同じく周辺には塔頭寺院があります。それらには有名でないですが隠れた穴場も多くあり、その一つが光明院です。

門前の紅葉が素晴らしいですが、訪れる人もそれほど多くなく、
｢ぶらっと散歩コース京都｣を見てふらりと入りました。

息をのむ紅葉です。

普段四角い窓に慣れているせいか、丸い窓が新鮮で癒されます。

ふらりと入り、掘り出し物を発見した気分です

真っ赤な紅葉よりも様々な色彩が混じった紅葉初期の方が好きです。

本流の脇を流れる清流でないですが、東福寺を訪れるなら外せない場所だと思います。

この風景を時間を忘れ、独占できるのは幸せです。

大規模ではなくメジャーでない塔頭光明院。思わぬ発見をしました。

部屋からの外の景色も計算されて設計されているのでしょう。

また訪れたい場所が増えました。

2012年11月18日07:08

カテゴリ: 京都・大阪・奈良

河合神社

鎌倉時代に書かれた方丈記の作者鴨長明ゆかりの河合神社は、下鴨神社南にあり、祭神は玉依姫命で美容のご利益があるそうです。
鴨長明wiki　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B4%A8%E9%95%B7%E6%98%8E

東西に鳥居がある珍しい神社ですが、境内には末社「任部社（とべしゃ）」と呼ばれる八咫烏(やたのからす)をまつる神社があります。
御祭神の八咫烏は日本を開拓した神の象徴として、日本サッカー協会のシンボルマークに採用されています。

こじんまりとした境内ですが、落ち着いた気分になれます。

境内はそれほど広くはないのですが、全てじっくり見たくなります。

鴨長明、ある意味波乱万丈の生涯だったのでしょう。

50歳で全ての公職から身を退き大原に方形の一丈四方の住居｢方丈｣で隠遁生活を過ごしたそうです。

この清流は鴨長明の過ごした鎌倉時代と変わらぬ清さのはずです。本流の脇を流れる清流という言葉を思い出しました。村下孝蔵さんを評した言葉ですが、こういう流れをいうのかも知れません。

これは高野川、賀茂川と合流して鴨川となりますが、橋から見る風景、自分の中でのお気に入りです。

2012年11月16日19:40

カテゴリ: 京都・大阪・奈良

下鴨神社

賀茂御祖神社、通称下鴨神社はユネスコの世界文化遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録されていて、加茂氏の氏神を祭る神社です。

ここに足を踏み入れた瞬間から京都という大都市の喧騒から
タイムスリップした気分になれます。

京都の地下には琵琶湖の水量に匹敵する量の巨大な水脈があるためか、豆腐や清酒の製造が有名です。京都の日本酒メーカーからの奉納酒も並んでいます。

荘厳な楼門です。

君が代に出てくる｢さざれ石｣、ここまでなるのに永い歳月がかかるのでしょうか。

門を後にして出町柳方面に向かいます。

約12万4千㎡（東京ドームの約3倍）ある賀茂川と高野川の合流地点に発達した原生林｢糺の森｣はマイナスイオン一杯ですが、秋や冬には肌寒い場所です。でも紅葉の時期は息をのむ空間で学生時代初めて訪れて言葉を失うくらい感動した場所です。

建築物は無くても歩くだけで和む場所です。

2012年11月13日05:32

カテゴリ: 京都・大阪・奈良

高台寺

高台寺は北政所(高台院)が秀吉の冥福を祈るため建てた寺院です。

これは、遺芳庵という方丈・書院の背後にある田舎屋風の茶室です。

偃月池、落ち着いた気分にさせてくれる場所でした。

手前が開山堂で、奥がねねの眠る霊屋です。

方丈の龍。瓦で作られています。

今にも動き出しそうな躍動感が溢れています。

池に写る紅葉、夜のライトアップは幻想的な姿のはずです。

｢そうだ京都に行こう｣と思って宿を予約したのが8月。結局11月上旬しか予約できませんしたが、この紅葉を見ることができて良かったです。

ねねの時代と変わらないのは、この空でしょうか。

高台寺web　http://www.kodaiji.com/index.html

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